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介護記録

皆さんは、介護の実施後に必ず「介護記録」を書いておられることと思います。 利用者や家族または職員同士の情報共有や相互の連帯を深めることに役立つ介護記録の目的について、考えていきたいと思います。

1.利用者により良い介護サービスを提供すること
利用者1人ひとりの「状態の変化」、「介護の内容」や「生活状況」などが書かれており、介護に関する基礎資料となります。この基礎資料を整理・分析することにより良い介護サービスに結び付けていくことができます。

2.利用者、家族と職員のコミュニケーションを深めること
記録は利用者・家族と職員との信頼を築く大切なきずなです。
また利用者の家族からの要望や意見を記録に残すことは、利用者とのコミュニケーションを一層深めることになります。

3.職員間の情報伝達を確かなものにすること
介護を組織的・継続的に提供していく上で記録は極めて重要な役割を果たします。誰が見てもわかるような正確な文字で残すことにより、職員間の伝達をより確かなものにします。

4.職員の意識と介護技術を高めること
記録をもとに職員同士が意見交換し、検証を進めていくことでより良い介護を作りあげることができます。職員間の継続的な意見交換は、専門職としての意識を高めるとともにチームワークを強化し、介護の質の向上につながります。

5.職員の研修に役立てること
より良い介護やかかわりは介護職員の模範となります。また施設で必要となる統計情報の基礎資料にもなります。例えば事故の発生状況(場所、時間帯等)を特定していくことにより、リスクマネジメントに役立てることもできます。

6.介護に関する内容を正確に残すことによって、いざという時の証とすること
記録は事実に基づいて、見たこと、聞いたこと、行ったことを正確に残すことによって「いざというときのあかし」になります。記録がなかったり、記録の内容に不備があったりすると、施設運営や介護のあり方への信頼を損なう結果になりかねません。


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